ブロックチェーンの仕組みとは?仮想通貨・ビットコインに欠かせない技術をわかりやすく解説!
2018/02/09
こんにちは、マキです!(^^)/
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最近ちらほら…と見かけるようになった、ビットコインに関するニュース。
ビットコインというのは、世界中で利用されている仮想通貨の一種のことをいいます。
仮想通貨といえば、たとえばみなさんが遊んでいるゲームアプリの中で利用できる通貨も仮想通貨になります(^^)/
実際にお財布に入れて持ち運ぶことはできないけれど、確かに「価値」が存在する世界共通の通貨です。
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さて、そんなビットコインの仕組みを説明するときに必ず登場する言葉があります。
それが「ブロックチェーン」というもの。
ん~…よくわからん(・∀・)というのが本音かと思いますが(笑)
ビットコインは将来性の高い仮想通貨だと言われていて、現在数百種類ある仮想通貨のなかでもナンバーワンの人気を誇る基軸通貨的な存在。
つまり、世界中の方がビットコインを利用していて、その需要と価値はどんどん高まってきているということです。
仮想通貨?ビットコイン?と知らないままでいるよりも、将来的に広く使われることが予想されるビットコインについて今のうちに知っておこうじゃありませんか!
ということで、ビットコインについて知るために必要な「ブロックチェーン」について、詳しくご紹介していきたいと思います♪(^^)/
目次
ビットコインに欠かせないブロックチェーンについて知ろう!
そもそも、ビットコインって?
ビットコインというのは、仮想通貨であると言いました。
仮想通貨がどのようなものかは、先ほどもご紹介したようにゲームアプリ内で利用できる「目に見えないお金」をイメージしてくださいね。
日本で私たちが使っているお金(円)は、日本銀行が発行して流通しています。
が、ビットコインはどこかの会社が発行して流通させているのではなく、ユーザー同士によるビットコインの取引が行われたタイミングで作られていきます。
ビットコインは、銀行やどこかの企業が責任をもって新しく発行したり管理しているのではありません。
ユーザーが取引を重ねていくと、その取引内容に不正はないか・額は合っているか?などの疑問が少なからず生まれますよね。
この疑問を取り除いて正しい取引を重ねていくことができるように、有志によるデータのチェックが行われます。
コンピューターを使って、それまで行われたさまざまな取引の内容をネットワーク上の帳簿にどんどんつけていきます。
この作業を行うのが、会社の管理係というわけではなく有志の方なんです。
時間を割いて、膨大な情報をコンピュータでチェックして…ちんぷんかんぷんな私たちからすると、とんでもないことです(゜Д゜)
この人たちがいてくれるからこそ、ビットコインは正しいデータを蓄積していくことができて、多くの方が安心して取引をしていくことができる…ということですね。
データのチェックや帳簿をつけてくれる人に対して、お礼のために報酬が与えられます。
この報酬が、新たにつくられたビットコインなんです。
多くの人々が利用するビットコイン、その取引内容について記帳することで報酬として新たなビットコインが生まれる…。
この仕組みを「マイニング(採掘)」といいますので、知っておいてくださいね(^^)/
↓ビットコインについてもっと詳しく↓
ブロックチェーンってなんなの?
先ほど、取引のデータを記帳するという表現をしました。
ビットコインでは「ブロックチェーン」という技術が利用されています。
ビットコインの仕組みを管理している銀行や会社がいない以上、もしかしたら情報が書き換えられたり、悪さをするヤツがあらわれるかもしれませんよね…?(´・ω・`)
これを防ぐ技術が「ブロックチェーン」なんです。
ブロックチェーンは、データの改ざんを防ぐことができるデータベース。
ブロックというのはデータの単位で、一定時間(ビットコインでは約10分)ごとにデータのかたまり、つまりブロックが生まれます。
このブロックが鎖(チェーン)のように一定時間ごとにどんどん生まれてつながっていき、データが保管されていきます。
一度データを記録すると、ブロックの中にあるデータを変えることは基本的にできません。
もしも、ひとつのデータを変えたいと思って改ざんしようとすると、そのブロック以降につながっているブロックすべてが破棄されることになってしまうからです。
ブロックチェーンは誰かが一括で管理しているのではなく、分散型の技術。
つまり、パソコンを利用してネットワークでつながることができれば、誰もが利用することができるんです!
銀行のように管理者・仲介人がいないため、わざわざ高い手数料を支払うという必要がありません。
個人同士で自由にやりとり(送金など)ができるので、とても便利だと言えます。
ブロックチェーンの安全性について
ブロックチェーンはデータの改ざんができず、安全性が高いシステムだといいました。
さらに安全なシステムだと言われる理由は、世界中のみんなで管理をしているから。
これまでは電子マネーなら発行元が管理をしていましたし、銀行口座ならその銀行によってセキュリティーなど管理がされていましたよね。
ビットコインはこれらとは違って発行元がなく、誰が管理している…という代表者がいません。
ビットコインを利用しているユーザーみんながデータを見ることができ、みんなで管理をしているんです。
なので、悪い考えを持っていても周りのユーザーが「ダメ!(T_T)」と拒否すれば、それはまかり通ることはありません。
企業が管理している場合は、たとえばハッキングをしたり内部での操作によって横領だとか、帳簿を書き換える…なんてことができたりしますよね。
ブロックチェーンによる管理が行われているビットコインは、特別な権限を持った人や管理者がいないので、ちょろまかしたり帳簿(データ)を書き換えたり…ということはできません!
不正をしようものなら、世界中のビットコインユーザーから拒否されるので取引ができなくなってしまいます。
ビットコインユーザーによる、ビットコインユーザーのためのシステム…。
これが、ブロックチェーンがより安全だという仕組みです♪(^^)/
ブロックチェーンを利用した取引の流れ
ブロックチェーンの概要についてお伝えしましたが、ごちゃごちゃ言ってもアレなので実際にどんな取引の流れになるのかを見てみましょう(・∀・)
AさんがBさんにビットコインを送金しようとしています。
実際に送金の操作を行うと、ブロックチェーンはどのようになるのでしょうか?
手順を追いながら、ブロックチェーンの流れについても併せて見てみましょう。
- ①AさんがBさんに送金することをパソコン上で操作(入力)をします。
ビットコインにはウォレット(財布)といって、いわゆる口座のようなものが存在します。
ビットコインを利用する方はみんなウォレットを持っていて、ここから所有しているビットコインを出し入れします。 - ②「AさんからBさんへ送金」という情報が、ブロックチェーンに届きます。
- ③送金する旨の情報が、ほかのビットコインユーザーに送られます。
もちろん、ビットコインユーザーみんなにこの情報が送られるというわけではありませんよ!
データ(ブロック)をチェックできるシステムがある人に、その情報が送られます。
それが、最初にご紹介したマイニングをする人です。 - ④4.その中から、さらに無作為に選ばれたユーザーがデータの確認をします。
データをチェックできるコンピュータシステムを持っている方のみになりますので、私のような人間はもちろんムリです(・∀・)(笑)
選ばれた人がデータを確認し、OKサイン(承認)を出します。 - ⑤承認された送金データは、ブロックチェーンに記録されます。
- ⑥ブロックチェーンにデータが記録されたあとに、やっと実際にAさんのビットコインがBさんに送金されます。
データとお金(ビットコイン)を分けてこのようにやり取りがされるので、実際に送金がされるまではタイムラグがあります。
送金の操作をして、不正などありません・OKです!…という承認を得て実際に送金されるまでは、このような工程を経る必要があったんです。
よく「ビットコインの取引には10分かかる」と言われているのですが、このようにブロックチェーンの仕組みがあって安全性を高めるための作業を行っていたからなんですね!
ややこしいと思いますが、このやり取り自体はビットコインを送る・ビットコインを受け取るという単純な作業になります。
銀行のように振替だなんだと手数料がほとんどかからないのは、このためです。
仮想通貨だけじゃないブロックチェーン技術
私たちがビットコインのように資産を誰かとやり取りするのに、銀行などを介すると高い手数料を取られていましたよね。
特に海外に送金する場合には数千円(!)もの手数料がかかるなど、取引をもっと自由にしたいと思っている方にとっては痛い出費でした。
ですが、いまご紹介したようにブロックチェーンの技術を利用すると、銀行など第三者の機関が不要になる=手数料払わなくてイイ!(・∀・)ということになります。
企業間の取引でも、第三者の機関をはさんで取引がされていたことはたくさんあります。
このことから、ブロックチェーンはビットコインをはじめとした暗号通貨(仮想通貨)に利用されるほかにも、さまざまなことに応用されています。
ブロックチェーンの安全性についても触れましたが、ブロックチェーンは…
- 改ざんすることがとても難しい
- 特定の管理者が必要ないのでリーズナブルなシステム
…という特徴をもっているので、ビットコインだけでなくさまざまな可能性を持っているんです!(^^)/
マン島(イングランドとアイルランドに囲まれた小さな島)では、さまざまな物をインターネットに接続する仕組みを作るためにブロックチェーンを応用する試験をすると公表しています。
また、南アフリカ共和国ではスマートメーターにすでにブロックチェーン技術が利用されているとのことです。
日本でもさまざまな企業が参加した「日本ブロックチェーン協会」が2016年4月に発足しています。
このように、ビットコインからはじまったブロックチェーンという技術は、日本はもちろん世界的に広まっていることがわかります。
ブロックチェーンの技術を利用すると、たとえ国の力でもストップさせることはできなくなります。
なぜなら、ブロックチェーンは「インターネット」というとても広いフィールドがあり、全世界にそのシステムが分散されているから。
インターネットが使えなくなったとしても、別の国に行けばまた利用することができるので取引は可能です。
たとえ日本が法律で「ビットコインを含む仮想通貨、禁止!」なんて言っても、これまた別の国に行けばなんの問題もありません。
ビットコインは円でもドルでもウォンでもありません。
なので、国に制御できる力はありませんし、どんどん情報が増えていくブロックチェーンは誰にも止められません…!
(なんかすごい)
ブロックチェーンの今後の課題について
不正できない、みんなで情報を共有する、国ですら止められないインターネットのパワー…それがブロックチェーン!
めちゃくちゃいいシステムじゃん!と思えますが、無敵のシステムではありません。
たとえば、ビットコインを増やす「マイニング(採掘)」をしようと思ったら、マイニングができるシステムを持っている人のみが行うことになります。
マイニングをするということは、ブロックチェーンにデータを追加するための承認をするということ。
承認をする人はそのぶん負担がかたよってしまいますし、たとえば電力が過剰に消費されることにもつながります。
より安定したシステムをつくるためには、一部の方に大きくなっている負担を軽減させていく必要があるということです。
また、ブロックチェーンは取引履歴を全部記録していくためどんどん連鎖して、どんどん大きくなっていきます。
ひとつのブロックに保存できるデータは実は少なく、私たちが普段使っているような一般家庭のパソコンではブロックチェーンに参加できなくなることも考えられます。
もうひとつ、ブロックチェーンはみんなで管理するという一方、誰でも情報を見ることができるという特徴をもっています。
なので、個人情報など知られたくない情報に関してはブロックチェーンはデメリットがあるということを理解しておかなくてはなりません。
なんでもできる!と思えますが、一方でこういった課題があるのがブロックチェーンです。
そして、マイニング(採掘)に参加しないかぎりビットコインは特に問題なく利用することができます(*´Д`)ノ
今回ブロックチェーンについてご紹介したのは、多くの方が「ブロックチェーン=ビットコイン」という図式を持っているから。
ビットコインを連想する方は多いと思いますが、ビットコインはあくまで仮想通貨、ブロックチェーンは技術です。
ビットコインそのものとは違いますので、知っておいてくださいね(^^)v
まとめ
いかがでしたか?(^^)/
ビットコインの仕組みを説明する上で欠かせない「ブロックチェーン」について、ご紹介しました。
名前だけ聞くとなんじゃそりゃ?と思ってしまうかもしれませんが、ビットコインだけでなく世界中のさまざまなところで活躍しているシステムだということがわかりました。
ブロックチェーンは世界中の人たちの支えがあって成り立っている技術。
ビットコインはもちろん、今後さまざまなサービスなどで利用されていくことが予想されています。
ビットコインを利用して取引をしている方は、取引が承認されるまでの時間に、今誰かが世界のどこかで自分の情報をもとにマイニングをしているんだなぁ…ということを、ちょこっとでも思い出してみてくださいね(^▽^)ノ
また、仮想通貨(暗号通貨)にはビットコインとそれ以外の「アルトコイン」と言うものが存在します。
参考:steemit様
アルトコインは現在700種類以上(他にも諸説あり)も存在するとも言われていて、暗号通貨市場でもアルトコインは約半分の時価総額をアルトコインが占めています。
有名ドコロで言うと…
・イーサリアム
・リップル
・ネム
・ライトコイン
・ダッシュ
…など、さまざまな特徴を独自に持ったコインがあります。
下記の記事では、「人気アルトコイン10選」をご紹介していますよ(*^^)v
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