仮想通貨「イーサリアム(ETH)」の特徴や将来性を解説!スマートコントラクトが注目される理由とは?
2018/04/09
こんにちは、マキです!(^^)/
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みなさんは株や投資に興味はありますか?
貯金をしたいとか、今ある貯蓄をもっと増やしたいと思っている方は多いと思います。
が、そう簡単にはいかないのが現実なんですよね(´・ω・`)
でも、特別投資をしたり株を買ったりしなくても、しっかりと情報をつかんでおくことで損をしない・得ができるかもしれません。
今の時代「知らなかった」というだけで損をしていることって、たくさんあります。
今回ご紹介するのは「仮想通貨」について。
↓仮想通貨の仕組みについてはコチラ↓
ゲームアプリで課金をするときに、いったんチャージをしてゲーム内の通貨に変えてからアイテムを購入しますよね。
このゲーム内で使うことができる通貨が、仮想通貨の一種です。
ただ、この場合はそのゲーム内のみ使うことができるお金になります。
今回はもっと広く、世界中で使うことができるグローバルな仮想通貨について見ていきたいと思います!
ひとくちに仮想通貨とは言ってもさまざまな種類がありますが、今回注目するのは「イーサリアム」という仮想通貨です。
どのような特徴があるのか、歴史や今後の将来性なども含めて詳しく見ていきましょう♪(^^)/
目次
仮想通貨ナンバー2のイーサリアムって?
ビットコインについても知っておこう
イーサリアムをご紹介する前に…。
仮想通貨にはさまざまな種類のものがあると言いましたが、もっとも有名な仮想通貨「ビットコイン」をご存知でしょうか?
ビットコインは全世界で利用されている仮想通貨で、2009年から運用が開始されました。
今年2017年に入ってから時価総額4兆円(!)を超すだけでなく、仮想通貨全体で見てみるとビットコインだけで5割にものぼると言われています。
2位のイーサリアムと併せると、たったふたつの仮想通貨で全体の時価総額の約2/3にもなると言われています。
どれだけこれら仮想通貨の需要が高いか…ということがわかりますね。
ビットコインは利用者が取引をしたとき、取引をしたという情報が第三者である他のユーザーにおくられます。
このユーザーは、マイニング(採掘)をするマイナーと呼ばれる人たち。
取引の情報が送られてくると、マイナーがその情報が正しい取引かどうかなどチェックして、問題なければ承認をします。
承認されると、実際に送金されるという仕組みになります。
マイナーたちがチェックをしてくれたおかげで、取引の情報は新たなデータとしてすべて書き込まれていきます。
また、マイナーには時間とコンピュータのシステムをフル稼働し、チェックしてくれてありがとう!という意味から、報酬として新たなビットコインが発生します。
取引の情報がどんどん書き込まれて連鎖していくこの仕組みを「ブロックチェーン」といい、情報をチェックして新たなビットコインが生まれることを「マイニング」といいます。
ビットコインなど仮想通貨について知るためには、このふたつをよく覚えておいてくださいね(^^)/
ビットコイン+スマートコントラクト=イーサリアム!
では、「イーサリアム」について見てみましょう。
世界的なシェア2位となっているイーサリアム。
ビットコインのあとに生まれたことから、ビットコインが暗号通貨の1.0世代・イーサリアムが2.0世代とも言われているんですよ。
イーサリアムには、ビットコインの機能に加えてさらに「スマートコントラクト」という機能が備わっています。
このスマートコントラクトが、とにかくイーサリアムの価値を上げているんです!(゜Д゜)
スマートコントラクト…これは「賢い契約」という意味です。
先ほどご紹介しましたが、ビットコインの場合は取引に関する情報をどんどんデータ化して記録していく「ブロックチェーン」があるといいました。
ビットコインより後に生まれたイーサリアムは、このブロックチェーン技術にプラスして「契約」の情報も一緒に保存していくことが可能になりました。
AさんがBさんに1,000円送金をし、半年後には1,100円にしてお返ししますという契約をした場合。
この「契約」もブロックチェーンに記録されるんです!
これまでは取引された記録を保存してきましたが、今後の約束・契約についてもいっしょに記録しておくことができます。
たとえば、著作権保護やクーポンの管理などいろんなことに利用することができそうです。
単なるお金の取引ではなく、証券取引をしているようですよね。
過去の取引のなかで、どんな契約があったのか?ということをネットワークの中にずっと保存していくことができる…これが、スマートコントラクトという優れた付加価値がついたイーサリアムという仮想通貨です。
…ちなみに。
ここまでイーサリアムイーサリアムと言ってはおりますが、イーサリアムって厳密に言うと通貨の名前ではなく、プラットフォーム(通信サービスの基盤)のことを指します。
通貨の名前とは厳密に違うといえば、ほかにも「リップル」という仮想通貨がありますが、本来リップルは送金システムのことで通貨としては「XRP」という単位があります。
でも、イーサリアムもリップルも現在仮想通貨の名前としてよく利用されていますので、あまり気にしなくてOK♪(^^)/
イーサリアムとイーサリアムクラシックって?
イーサリアムには、実はもうひとつ名前の似た「イーサリアムクラシック(イーサクラシック)」という仮想通貨があります。
イーサリアムは先ほどご紹介したように、スマートコントラクトという機能をもっています。
ビットコインはもちろんですが、さらにスマートコントラクトという付加価値がプラスされたイーサリアムは、高い価値がある仮想通貨として注目され続けています。
…そのせいで、ハッキングなどの攻撃を受けやすいということが問題に(´・ω・`)
結果、なんと50億円以上のハッキングによる被害を受けてしまったんです。
そこで行われたのが「ハードフォーク」です。
簡単にいうとバージョンアップなのですが、互換性がありません。
つまり、ハードフォークをしてしまうと以前のバージョンのものは利用できなくなってしまうということですね。
ここで「前の方が良い!」と異論を唱えたユーザーから誕生したのが「イーサリアムクラシック」です。
ちなみに、ソフトフォークもあります。
ソフトフォークは問題を修正させますが、ハードフォークと違って以前の仕様がそのまま利用できます。
ハードフォークは気分一新!ということでそれまでの仕様から生まれ変わるため、以前のものが利用できなくなるんですね。
分かれてしまったイーサリアムとイーサリアムクラシックでは、機能について大きな変わりはありません。
ただ、ユーザー数が多く圧倒的に時価総額が高いのはイーサリアムです。
参照:CryptoCurrency Market Capitalizations様
イーサリアムクラシックも時価総額で現在5位に食いついてきていますが、やはりユーザーが多く時価総額が大きいイーサリアムを超えることはないと考えられています。
トヨタや三菱東京UFJも参加
イーサリアムの企業連合にあの「トヨタ自動車」「三菱フィナンシャル・グループ」の子会社が参加すること5月22日に判明!
以下、日経新聞様より引用。
企業連合は「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)」で、JPモルガン・チェースやマイクロソフトなど欧米の約30社が今年2月に立ち上げた。イーサリアムを支えるブロックチェーンと呼ぶ技術を企業取引に応用するうえでの課題研究や標準的な仕様づくりを目指している。
ほかにトヨタの人工知能(AI)研究子会社の米トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)やベンチャー企業のスマートコントラクトジャパン(東京・港)などが連合に加わる。
イーサリアムは仮想通貨の一種で、時価総額は約1兆8千億円。ブロックチェーンの相互監視型で管理者が要らないオープンな仕組みと、企業ニーズに応じた閉鎖的なシステムを共存させられるのが最大の特長だ。
ブロックチェーンを巡っては複数の研究プロジェクトが同時進行で動いている。三菱UFJは次世代国際送金網では、米ベンチャーのリップルが主導する企業連合に参画している。
この企業連合には…
・マイクロソフト
・JPモルガン
・UBS
・クレディ・スイス
・アクセンチュア
・BP
…など世界の名だたる企業や銀行がズラリ…。
画像参考:CNET Japan様
今後、さらに大企業や銀行が参加することも考えられます。
イーサリアムの価格推移やチャートの動きは?
2015年に最初のバージョンがリリースされてからこれまで、イーサリアムはビットコインより歴史が浅いにもかかわらず、その将来性からビットコインに次ぐ時価総額に発展しました。
2016年3月ごろに急激にイーサリアムの価格が上がり、その後6月にハッキングを受けます。
価格変動しながらゆるやかに下がっていきましたが、今年2017年1月にはさらに価格が落ちてしまいました…。
が、3月ごろから急激な変動を見せます。
価格が下がりきっていた1月から半年もたたないうちに、なんと20倍以上の値をつけたイーサリアム。
チャート参照:コインチェック様
2017年に入ってからは年初となる1月は900円前後だったのですが、その後…ドンドンと上がっていき、現在では約25,000円後に到達(;´Д`)
実は、イーサリアムは国連が行う「難民キャンププロジェクト」に使われることが決まり、すでに運用が始まっています。
ただ、こうした爆発的とも言える価格の上がり方は、落ち着くまで待った方が良いとも言われています(´・ω・`)
いつでもイーサリアムを購入できる準備をしておきつつ、価格が落ちたときに購入することで、ふたたびイーサリアムの値上がりを狙うチャンスが来るでしょう。
また、イーサリアムは今後ビットコインの時価総額を抜くのでは?…という見解を持っている方もいるくらい注目されているんです。
カールソンウィー氏は5月30日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「イーサリアムで見られるのは、資金に恵まれた有機的な開発者エコシステムであり、開発は極めて迅速だ。それがイーサリアムの価格上昇の原動力となっており、ビットコインよりもはるかに積極的だ」と指摘した。
—-中略—-
イーサリアムの明るい未来を予想したのはカールソンウィー氏が初めてではない。ユニオン・スクエア・ベンチャーズの共同創業者兼マネジングパートナー、フレッド・ウィルソン氏は5月のインタビューでイーサリアムについてさらに野心的な見通しを示し、「イーサリアムの時価総額は年内にはビットコインの時価総額をしのぐだろう」と述べている。
ビットコインは昨年300%強上昇した後、現在は2300ドル付近で推移しており、イーサリアムの価格の10倍近いものの、仮想通貨で2番目に人気のあるイーサリアムは急ピッチに市場シェアを伸ばしている。デジタル通貨市場におけるビットコインのシェアは3カ月前の約90%から低下し、現在は5割弱である一方、イーサリアムはシェアを4倍に拡大し、25%強に達した。他の仮想通貨も勢いづいている。
ひとつの見解としてご紹介しましたが、いろいろな見解がありますし、あくまで参考程度くらいに思っておきましょう。
イーサリアムはどこで取引できるの?
各仮想通貨は、それぞれ取引できるところが決まっています。
世界中でもっとも多く取引されているビットコインなら、日本でもあちこちの取引所で取り扱われています。
では、イーサリアムは…?
日本円で購入することができる取引所。
ビットコインも利用することができ、トレードすることも可能です。
◆bitflyer
ビットコイン経由でイーサリアムを購入することができます。
日本でもっとも多くビットコインの取引がされている取引所なので、初心者でも安心して利用できます。
すでにビットコインを持っているという方はもちろん、まったくイチからスタートするという方でも大丈夫。
世界的に利用されているイーサリアムだからこそ、日本でもその価値が見出されています。
上記でご紹介した「コインチェック(coincheck)」は国内で人気の取引所で、イーサリアムやイーサリアムクラシックをはじめ、全11種類のアルトコインを取り扱っていますよ。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアム・クラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- モネロ(XMR)
- オーガー(REP)
- リップル(XRP)
- ダッシュ(DASH)
- ネム(XEM)
- Zキャッシュ(ZEC)
- ライトコイン(LTC)
PC・スマホアプリ両方で操作することもできますし、スマホでも操作がサクサク♪
アプリをダウンロードしてチャートを眺めながら、政治・経済ニュースなどと照らし合わせるだけでも勉強になるかと(*^^)v
コチラの記事で「コインチェック」の全てについて分かりやすく解説していますよ(*^^)v
まとめ
いかがでしたか?(^^)/
イーサリアムはビットコインとは違い、まず通貨のやり取りだけでなく「契約」までいっしょにすることができる優れもの。
使い方によっては本当に幅広いところで利用することができ、国連が利用開始したのもうなずける優秀な仮想通貨だと言えます。
特に今年、2017年に入ってからの驚くほどの値上がり・成長は目を見張るものがあります。
ただ、それに飛び乗るのではなく、冷静に根が下がるのを待ってから購入することをオススメします。
まだ上半期も終わっていない今年、この短期間で大きな変化を見せたイーサリアム。
ビットコインが日本でもさまざまなところで導入されているように、イーサリアムも認知度が少しずつ高まりつつあります。
さらに需要が高まることが予想されますが、慎重に価格推移を見守ってみてくださいね(^▽^)ノ
ちなみにイーサリアムのようなアルトコインには、他にも人気・注目のコインがたくさんありますよ。
下記の記事で「人気アルトコイン10選」という形でおすすめしていますよ。
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