【お中元ガイド】送り方・お礼状や時期・お得な買い方・人気おすすめギフトを一挙解説!
こんにちは、マキです!(^^)/
みなさん、もうすぐ梅雨があけて本格的な夏がやってこようとしていますね。
夏といえばさまざまなイベントがありますが、社会人の方の多くは「お中元」を何にしようか…と悩む季節でもあります。
お中元といえば、日ごろお世話になっているあの人に贈り物をする習慣ですね。
この時期になるとデパートやスーパーなどでも「お中元」の文字やギフトが並んでいるのを見かけると思います。
今回は、お中元についてのマナーをはじめ、悩みやすい贈る時期・贈る相手別おすすめギフトなど、お中元に関する情報てんこ盛り!でお届けしていきます♪
あまり知られないお中元のルーツなど、歴史も絡めて見ていきましょう!
目次
お中元、あの人に贈ろう♪
そもそも、お中元ってナニ?
夏になると「あ~そろそろお中元送らなきゃ!」って気分になりますよね。
そもそも、どうして夏になるとお中元という名のギフトを送り合うのでしょうか?
そのルーツはかなり古く、実は中国で生まれたイベントだと言われています。
みなさんは「仏教」や「儒教(じゅきょう)」をご存知でしょうか?
仏教は日本でも広く知られている宗教ですし、儒教といえば国語(古文)の教科書でよく「孔子(こうし)」という思想家による教えや考え方が載っていますよね。
(子曰く…ってヤツです)
そしてもうひとつ、道教(どうきょう)という宗教があります。
仏教・儒教・道教の3つを中国三大宗教(三教)と言うのですが、この中でお中元にかかわっているのが「道教」なんです。
道教の行事の中に三元(さんげん)という行事があるのですが、これは上元(じょうげん)・中元(ちゅうげん)・下元(かげん)という3つの日で成り立っています。
三元それぞれをつかさどる3人の神様がいるのですが、この神様は龍王という神様の孫にあたるそうで、3人それぞれの誕生日が三元としてお祝いされるようになったと言われています。
このうち、中元は旧暦で7月15日・新暦では8月上旬から9月上旬となっていて、罪をゆるすという神様の誕生日なんだそう。
中元の日は、中国の仏教では祖先を供養する「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という行事をするようになりました。
罪を赦す神様ということで、死者の罪をも赦すことを願う日になったんだとか…。
この盂蘭盆会が日本での「お盆」行事になり、江戸時代になってから先祖へお供えをするとともに、お世話になった人や仕事でかかわった人たちに贈り物をするようになりました。
…これが、お中元のルーツです!
(長かったですね)
お中元を送る時期っていつ?
先ほども触れましたが、もともとの中元は旧暦の7月15日だと言いましたね。
確かに日本以外では旧暦の7月15日に行われるのですが、日本では明治時代に暦が変えられたことで地域によってお中元が送られる時期が変わりました。
特に東日本・西日本ではお中元を贈る時期が変わっていて、7月はじめから8月15日までに送ればOKというところも。
ただ、近年では地域にかかわらず「7月初旬に贈る」ということが大半のよう。
なので、地域によりますがお店では6月中旬ごろからお中元商戦の準備やスタートになっています。
地域によって贈る時期が少しずつ違っているので一概には言えませんが、お中元を贈る時期によっては「お中元」ではなく、
・「暑中見舞い」
・「残暑見舞い」
…になることも。
区別が難しいお中元ですが、マナーをしっかり守って送れば大丈夫!
お中元の送り方について
まず、お中元はアイテムを選んでそのまま送るだけ…ではありません。
このような工程で贈るのがマナーです!
- ①贈るギフトを決める
- ②送り状を書く・送る
- ③ギフトを贈る
お中元、あの人にはこのギフトを贈ろう♪とアイテムを決めても、すぐにそのまま送るのはNG。
親戚や仲の良い方なら良いのですが、上司や取引先、お世話になった目上の方に贈るなどのシーンでは、突然贈り物が送られてきたら相手の方はビックリしてしまいますよね。
なので、お中元を贈る前になんらかの方法で相手に連絡をしておきましょう。
・送り状(ハガキ)
・電話
・メール
さまざまな方法がありますが、相手に合わせて。
ビジネスではやっぱり丁寧な送り状をつくって送りましょう!友人や親せきなら、電話やメールでもOKです。
・日ごろお世話になっているお礼
・贈るもの
・届く日(わからなければ発送日)
・相手に対する気遣いの気持ち
・あいさつ
「盛夏の候」や「酷暑の候」といったその時期に合わせたあいさつから始めましょう。
贈ったものはビールならビール、お菓子ならお菓子とそのまま書き、
「いつ頃届きそうです」
「〇日にお送りいたしました」
…など、相手がお中元を受け取る準備ができるようにお知らせしましょう。
そして、猛暑が続きますがご自愛ください…などのように相手を気遣う一文を入れ、シメのあいさつを。
最近ではビジネスシーンでも電話やメールのみで済ませることがとても多くなってきましたが、やっぱりハガキという形で送り状をつくると、印象が良くなります♪
お中元を贈るということは、相手に対して日ごろのお礼を伝える絶好の機会でもあります!
ビジネスなら他社やほかの方と一歩差をつけられるチャンスにもなり得ますので、お中元を贈る方はぜひ送り状を作成してみてくださいね!
おすすめ♪お中元ギフトはコレ!
上司へのお中元
お中元は感謝を込めて贈り物をする行事なので、日ごろお世話になっている上司にお中元を贈るのは大人のマナー。
ビジネス関係なので、先ほどご紹介したようにぜひ事前に送り状を!
・ビール
・ハムやソーセージ
・フルーツ類
・洋菓子
・産地直送の旬の食べ物
・そうめんなど日持ちのする食べ物
◆価格の相場
5,000円前後
◆贈るときの注意点
競合店の商品を送ったりしないように注意しましょう…((゜Д゜;))
また、アルコールが飲めない上司にビールたっぷりのギフトを贈っても、喜ばれませんよね。
事前にある程度好みを探っておくことをおすすめします!
取引先へのお中元
お中元として無難なものや、会社内で大勢に配ることができるようなものがオススメ。
コーヒーやちょっとつまめるようなお菓子の詰め合わせなどは、仕事の休憩時間にみんなでいただくことができますよね。
会社にコーヒー…といえばいくらあっても困ることがありませんので、悩みに悩んだときにおすすめです。
・コーヒーギフト
・洋菓子(大人数で分けられるよう個包装がベスト)
・暑い夏にぴったりの和菓子
◆価格の相場
3,000円から5,000円程度が相場だといいます。
贈る先の部署に人数が多く、たくさん送る必要があるという場合は10,000円程度を考えて良いでしょう。
◆贈るときの注意点
取引先の人数に対して、あまりにも足りない個包装のお菓子を贈るのは先方も困ってしまいますよね(´・ω・`)
贈る会社や部署の人数をあらかじめチェックしておいたり、分けられるものを贈るように心がけましょう。
また、こちらも上司へのお中元同様にライバル会社の商品を送らないように注意しましょう…!
取引先の個人に贈る場合には、先方の好みを優先してお送りするようにしましょう。
ただし会社に届く場合、アルコールは避けておきましょう!
両親や親戚
自分の実家(両親)に贈るのはもちろん、結婚してパートナーの実家に贈ることも多いですね。
親戚なら両親に好みをリサーチして、両親へ送る場合は直接好みや欲しいものを聞いてみても良いでしょう。
・ビール
・産地直送の旬の食べ物
・ジュースの詰め合わせ
・高級フルーツ
◆価格の相場
両家ともに5,000円前後。
◆贈るときの注意点
パートナーの実家や親せきへお中元を贈る場合には、パートナーからしっかりと好みを事前に聞いておきましょう。
誤ってアレルギーがある食べ物や苦手なものを贈ってしまうと、パートナーではなく自分の印象が悪くなってしまうことも…。
特にお子さんがいらっしゃる場合は、アレルギーや食べられないものに配慮してあげましょう。
お中元を少しでもオトクに買う方法!
ここまでお中元についての情報をお伝えしてきましたが、みなさんは実際にお中元をどこで購入しますか?(・ε・)
大人数に贈ったり、あちこちに贈るという場合は正直なところ少しでもオトクに贈ることができたらいいなぁ…と思いますよね?
では、実際にお中元を購入するときにちょっとでもお得に買える方法を見てみましょう!
お店をチェックしよう
デパート(百貨店)、イオンなどの大型スーパー、地元のお店、酒店などの小売店…。
6月中旬ごろになるとさまざまなお店でお中元商品を目にすると思います。
時間があるという方は、まずいろいろなお店をめぐってから商品・価格をチェック&比較しましょう!
品物の質や高級感を優先するなら百貨店がおすすめですが、最近ではイオンなどの大型スーパーでも高品質なアイテムがそろっています。
お取り寄せグルメや高級感あふれるここならでは!のアイテムが見つかりますよ♪
割引を狙おう
お中元用ギフトは配送ではなく、持ち帰りで購入すると値引きしているところもあります。
親戚や仲の良い友人なら、あいさつや話がてら直接お中元を渡しに行くということもありますので、その場合は割引になる商品を探してみてください!
お中元ギフト限定品を狙おう
こちらも親戚や友人へのお中元にオススメなのですが、もうひとつ「自分用」にもピッタリ!
特にジュースやビールといった商品に多いのですが、お中元ギフト限定のフレーバーや限定商品が多く展開されています。
プチ贅沢として自分自身に贈り物をしてみてはいかがでしょうか?(^^)/
クレジットカードで購入しよう
イオンや各デパートでは、店頭で直接お中元ギフトを購入して配送手続きをするのはもちろんですが、インターネットでも受付をしています。
インターネットでお中元を購入するメリットとしては…
- 配送手続きがスピーディで待たなくて良い
- クリックひとつで商品をあれこれ見ることができる
- 配送先などの記入もパソコンやスマホからサクサクできる
…といったことが挙げられます。
インターネットでお中元を購入するときにオススメなのが「クレジットカード」を使った決済です。
ポイントが貯まりますし、決済もスピーディなのですぐ配送作業に取り掛かってもらえます。
クレジットカードなら代引きのように決済手数料がかからないところが多いというところも嬉しいですよね。
また、デパートやスーパーではそのお店に特化したクレジットカードがあることが多いです。
たとえばイオンの場合なら「イオンカードセレクト」というクレジットカードがありますし、「セディナカード」はダイエーやイオングループなどさまざまな場所でポイントをお得に貯められます。
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お買い物に便利なセディナカードについて詳しくはコチラから!
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タイプ別に厳選したカードをまとめていますのでぜひご確認下さいね♪
お中元を贈るときの注意点
感謝の意味をこめて贈るものだから、お世話になった人みんなに贈りたい!
…とっても素敵な心掛けですが、実はお中元で贈るアイテムうんぬん関係なく、贈ってはいけない人たちがいるんです(´・ω・`)
それが「公務員」の方や「政治家」の方です。
利害関係がある関係性をはじめ、政治家のように公職選挙法に違反してしまう場合、公務員の決まりに反してしまうことも考えられますので注意しましょう。
さらに近年では、公務員や政治家の方だけでなく、お中元やお歳暮といった贈り物自体を禁止している会社も少なくありません。
ひいきやパワハラといったトラブルが起こることも考えられるため、知らずに贈ってしまった場合は先方からお詫びの添え状とともに送り返されることがあります。
そのときには、お返しいただいた手間があったこと・知らなかったことを考えて、こちらからもお詫びをするようにしましょうね!(;_;)
そしてもうひとつ、お中元をいったん贈り始めると、その年一回きり…というわけにはいきませんよね。
来年も、再来年も…というふうに、ずっとお世話になります・ありがとうございますという意味を込めて贈るものなので、今後送り続けられる相手かどうかというのもチェックポイントです。
また、お中元を贈る相手はどんなものが好きなのか、好き嫌いやアレルギーの有無などを把握しておくことは相手にとっても自分にとってもプラスになりますよ!(^^)/
ちなみに、お中元と同じように「お歳暮」を贈る習慣がありますよね。
感謝の意は示したいけれど負担を考えるとお中元かお歳暮、どちらかにしたい…(´・ω・`)ということ、あると思います。
この場合、優先すべきはお歳暮。
お歳暮は1年の終わりにお世話になりましたというお礼の気持ちを込めて贈るものなので、お中元はナシでお歳暮のみを贈るというのはOKですよ♪
逆に、お中元を贈る場合にはお歳暮も贈る必要がありますのでご注意を…!
自分がお中元をもらったら…?
ここまで自分からお中元を贈ることをご紹介してきましたが、自分がお中元をもらう側になることだってあるハズ。
では、もし自分がお中元をもらう立場になったらどうしましょうか!?(゜Д゜三゜Д゜)
まず、お中元をいただく前に送り状や電話をもらったとき。
電話ならそのままお礼を伝え、日にちをうかがってその日に受け取る準備を。
後日お中元を受け取ったら、お礼を伝えるためにお礼状(ハガキ)を書きましょう♪
お中元をいただいた間柄によっても対応がちょっと違いますが、仲の良い友人や同僚からもらった場合なら電話やメールでも良いでしょう。
一般的にお中元は目下から目上の人に贈るものなので、この場合は特に送り返す必要はありませんが、友人や仲の良い同僚からの場合は同等の品を送り返すようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?(^^)/
お中元について悩む方はたくさんいらっしゃると思います…。
でも、お中元を贈る本来の意味は「感謝の気持ちをつたえる」ということです。
上司でも取引先でも親戚でも、日ごろお世話になっています・ありがとうございますという気持ちを込めて贈り物をすることが大切です。
送り状ひとつとっても、相手のことを思いながら心をこめて書くことで気持ちは必ず伝わります!
そのうえで相手の好みをリサーチしておきましょう。
また、ポイントとしては送ったお中元やお歳暮の商品名や価格をメモしておくこと!
手帳などに書いておくと「あれ、去年何送ったっけ…?(T_T;)」というミスをなくすことができますよ。
社会人でも主婦でも学生でも使いやすい、オススメの手帳14選をご紹介しています♪
心を込めて贈ったお中元、きっと喜ばれるハズですよ♪(^▽^)ノ
ちなみに夏と言えば…「プール」「キャンプ」を連想する方が多いのでは…?(^^)
コチラの記事では、夏休みのおすすめのプール・キャンプ場などご紹介していますよ♪
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