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ガス自由化のメリットとデメリットは?いつから始まるの?【完全ガイド】

      2016/08/12

ハート 雲

2017年4月からいよいよ「ガス自由化」が開始されます。

2016年4月には「電力自由化」が始まり、一人一人が電力を自由に選べるようになりました。

これまでは当たり前のように指定された電力会社を利用してきましたが、各電力会社のサービス内容を見て自分で選べるようになったかと思います。

電力自由化に関して解説した記事はこちら。

そして、1年遅れではありますがガスの自由化が始まります。

始まってからアタフタするのではなく、ある程度の予習をしておくことでスムーズに対応できるようにしておきましょう。

そこで今回は、ガス自由化に関する背景とメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。

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「ガス自由化」って何…?

簡単に言ってしまうと…

「今まで国が決めた大手ガス会社からしか提供されなかったガスが一般企業からも購入出来るようになる」

…ということです。

今までは東京であれば「東京ガス」、関西であれば「関西ガス」といった感じで地域によってガス供給を独占している状態でしたが、その門戸が開かれて自由に競争できる形になります。

僕達の判断で「自由にガス会社を選べる」ようになるということですね。

そうなると、もちろん…

・サービス
・ガス料金
・利便性
・実績

…など様々な点を考慮しながら選択していく必要がありますね。

ガス自由化の背景

電力自由化に関する記事でも解説しましたが、「ガス自由化」はいきなり始まるわけではありません。

電力自由化同様に私達一般家庭が対象である「ガス小売」の自由化の段階まで徐々に進められています。

ガス自由化の流れについて表にまとめてみました。

ガス自由化の流れ
開始された年 自由化された対象
1995年 巨大工場
1999年 大規模工場
商業施設等
2004年 中規模工場
ホテル等
2007年 小規模工場
ビジネスホテル等
2017年 小規模法人
家庭

上記の表を見て分かる通り、2017年の家庭向け供給である「ガス小売」によるガスの完全自由化まで1995年頃から着々と準備が進んでいたのですね。

ただし、電力自由化は2016年4月に行われましたが、ガス自由化は1年遅いです。

ガス会社からは新規顧客を獲得する上で不利であると不満の声が挙がっているようです。

デュアル・フュエル」と言われる電気とガスのセット販売も考えている大手企業も多いですし、そうなると遅れを取ってしまうので当然そうなりますよね。

また、これからはエネルギーのセット販売が当たり前の時代となり、石油(ガソリンや灯油)といったエネルギーとのセット販売も予想されます。

そうなると様々なエネルギー分野の企業が競合するでしょう。

海外では既に自由化が行われている国も…

世界

既に「ガス自由化」が行われている国もあります。

・イギリス
・ドイツ
・アメリカ
・イタリア
・フランス

といった先進国では、日本よりも一足先にガス自由化が行われ、基本的に電気とガスの「セット料金」が一般的となっています。

特に先行して行われたのはアメリカ(1996年~)、イギリス(1998年~)です。

特に、イギリスでは自由化当初は新規参入が難しい状態でしたが、法改正などの試行錯誤を続けて新規参入業者が半分を超えるまでになっているようです。

その影響もあってか競合性が高まり「定額プラン」「上限付きプラン」、更に高齢者が多いイギリスならではの「高齢者向けプラン」なども存在するようです。

ガス自由化によるメリット

女性

ガス自由化によってどんなメリットがあるのでしょうか…?

・ガス料金の値下げ
・サービスの向上
・導管網の整備

私達ユーザーにとっては上記の2点は大きなメリットですね。

メリットが期待できますし、そういった狙いもあるでしょう。

ガス料金の値下げとサービス向上

ガス自由化の影響で期待できる「料金の値下げ」「サービス向上」の理由は一体何でしょう…?

それはガス自由化によって新規参入の会社が増え、競争が活発化するからですね。

今までは大手ガス会社などが必然的に私達が利用するガス小売を担っていたのですが、これからは新規参入の会社が出てくることで競争が起こります。

そうなると…

・価格の競争→価格の値下げ
・サービス競争→サービス向上

といった効果に期待できますね。

電力自由化によりセット割や料金の一括請求などの便利なシステムが登場しました。

携帯会社なんかだと「携帯+電気+ガス」を組み合わせたセット割や一括請求なども可能になるかもしれませんね。

既に自由化が始まっている電力会社との組合せで更にお得になる可能性がありますね。

「東京電力」「関西電力」などの大手電力会社はガスの原料である「天然ガス」の大半の輸入を行っているため、ガス自由化に向けても大きな強みを持っているとも言えるでしょう。

また、ガス会社の競争により新たなサービスや技術が生まれる可能性があります。

ユーザーに選んでもらえる魅力的なサービスを展開するために技術やサービスの進歩も起こるかもしれません。

競争があってこそ企業のモチベーションも上がりますし、私達も期待したい部分ですね。

導管網の整備

もうひとつ大きなメリットは、ガス自由化によって「導管網の整備」に期待できることですね。

導管網とは、簡単に言うと「ガス管」のことで現在では都市ガスなどで使用されています。

導管網の整備が進めば、今までは仕方なくプロパンガスを利用していた方も都市ガスを利用することが可能となります。

また、2022年に予定されている「導管分離」にも注目が集まっています。

都市ガス会社が運営しているガス管を全ての都市ガス会社で平等に共有していこうという制度になります。

ガス管は二重に敷設されことが禁止されているため、基本的にガス管を運営する都市ガス会社に手数料を支払うことで使用することが可能になります。

ただし、ガス管を運営する都市ガス会社が新規参入ガス会社に対して高価な手数料を設定すると公平な市場とはならず、結局はガス管運営会社の一人勝ちとなり競争原理も働かなくなる恐れがあります。

そういった状況が生まれないようにガス管に関しては、「管理部門を別にする」というのがこの制度の大きなポイントとなります。

ガス自由化によるデメリットは…?

男性

ガス自由化によるデメリットは…

・価格が不安定になる可能性がある
・電力自由化ほど恩恵がない
・地域によっては選択肢が狭い

といった点が考えられますね。

価格が不安定になる可能性がある

都市ガスの原料となる「天然ガス」の多くは海外からの輸入によってまかなっています。

そのため価格や為替の変動によってコストが上下する可能性があります。
※これまではガス料金の値上げには国の認可が必要だったため抑制されていました。

そうなると、もちろんガス料金に影響を与える可能性がありますし、固定費として考えておきたい光熱費の把握にも不安ですね。

電力自由化ほど恩恵がない

また、電力自由化と比較して「新規参入の会社が少ないのではないか…?」という予想がされています。

大都市圏でのみでしか新規参入しない会社が多いことが懸念されていて、地方の方では恩恵が少なく限定的なものになる可能性があるとも考えられています。

地域によっては選択肢が狭い

上記の影響から地方ではガス会社の選択肢が少なく、結果的に「自由化」とは名ばかり…という状態になりかねません。

結局は従来のガス会社で落ち着くという虚しい結果になっては元も子もありませんね。

そうなると、競合が進む大都市と地方での料金格差も生まれてくるかもしれません。

ガス会社の選び方に関して

ガス会社を選ぶにあたり、注目すべき点は基本的には電力自由化と似ているかと思います。

・料金プラン
・セット料金
・キャッシュバック
・ポイント(クレジットカード)
・実績

上記のような点を総合的に判断して考える必要があります。

クレジットカードでポイントをGET

ガス会社がクレジットカードと提携していればポイント還元の恩恵にも期待できますね。

また、支払いを絡めたポイントの2重取りも考えられます。

ただし、ポイントをたくさん貰っても使えないような環境であればあまり意味無いですので、ご自身の環境に合わせて考えましょう。

電力自由化の時もあったようにシミュレータを搭載したサイトなどもありますので、適切に選んでいきたい所ですね。

ただし、前述した通り地域によっては選択肢が少ない可能性がありますので、まずはご自身の環境で利用できるガス会社を把握しておくことが先決だと思います。

ガス供給の実績

電力自由化でもそうでしたが、「ガス小売」を前にある程度の実績があることでスムーズにガス小売に対応できるでしょう。

まるっきりガスの供給を行ったことがない新規参入の会社よりも、ガス自由化に向けて段階を踏んで供給してきた企業の方が信頼度も高いはずです。

既存の大手ガス会社はもちろん既にガス自由化の中でガス供給などの実績がある企業は、「実績」という点では大きなポイントですね。

「見」もひとつの判断

自由化と同時に契約するガス会社を決めるのではなく、「見」に回るというのも一つの選択肢だと思います。

情報が少ないですし、自由化が始まればクチコミサイトなどでもユーザーの声が聞けますしね。

1年~2年契約縛りなどの可能性も考えられますし、解約料なんか掛かってしまってはせっかくの節約のチャンスを棒に振ってしまいかねません。

ご自身が自由化によって電力会社を契約し直したのであれば、まずはセット割があるかを確認してみたり情報収集をしてみるのも良いかと思います。

今回のまとめ

キッチン

今回、ガス自由化についてご紹介したメリットとデメリットについてまとめてみます。

メリット
  • ガス料金の値下げ
  • サービスの向上
  • 導管網(ガス管)の整備
デメリット
  • 価格が不安定になる可能性がある
  • 電力自由化ほど恩恵がない
  • 地域によっては選択肢が狭い

電力自由化が開始されている現在では、更なるセット割にも注目ですね。

来年に向けてしっかりと予習をして適切なガス会社を選択できるようにしましょう。

当サイトでもお役に立てるような記事を書いていければと思っています(*^^)

電力自由化に関して解説した記事はこちら。

メリット・デメリットをご紹介しながら電力会社を選ぶ上でのポイントを解説していますよ。

 - 節約術, ガス自由化特集, 水道・光熱費節約, ガス代節約

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